賃貸オフィスを利用するメリットとは?
近頃では、賃貸オフィスを利用して起業する人が増えています。しかし、オフィスは会社を運営するにおいて、とても大切なスペースです。それを賃貸で済ませるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
賃貸オフィスの最大のメリットは、安く開業できる点にあります。会社オフィスを開くとなると、その準備にはかなりの金額がかかります。家賃やOA機器、インターネットや電話回線など、基本的な準備だけでも大変です。オフィスを購入する代金がさらに必要となると、事業自体が立ちいかなくなるかもしれません。賃貸によって安くオフィスを構えられれば、イニシアティブコストを大幅に削減できます。また、賃貸であるなら気軽にオフィスの移転が可能です。企業成長やそのときどきの事業規模に合わせたオフィス選びができます。
なお、賃貸オフィスの物件管理は管理会社や物件のオーナーがします。物件のメンテンナスに気配りする必要はありません。内装などのアレンジは自由にできるので、自分の会社の特色を全面に出したオフィス作りも可能です。
賃貸オフィスを選ぶデメリットとは?
賃貸オフィスはどれだけ長く利用しても自社の資産にはなりません。事業が継続する限り、家賃という維持コストがかかるので、長期的に考えればお得でないといえるでしょう。また、家賃はいつまでも同じ額ではありません。社会情勢の変化や周辺地価に合わせて家賃の変更が行われる場合があるため、予想外のコストがかかる可能性があります。さらに、事業に必要な改造をオフィスにくわえようと考えたときに、契約内容に応じた使用上の制約がかかるかもしれません。
新型コロナウイルス感染拡大でリモートワークが増えた結果、中央区で賃貸オフィスを借りる人が増加しています。