痩せる薬は内科でもらえる?おすすめの薬と安く買う方法も紹介


飲むだけで痩せる薬は、内科で処方してもらうことが可能です。

現在、内科でもらえる痩せる薬には2種類があります。

しかし内科で痩せる薬を処方してもらうためには条件があり、ただダイエット目的で病院を受診してもなかなか購入することはできません。

今回は内科でもらえる痩せる薬の詳細や、条件なしで簡単に購入できる方法などを紹介します。

内科でもらえる痩せる薬は?


現在、内科で処方してもらうことができる痩せる薬には「サノレックス」と「ウゴービ皮下注」の2種類があります。
以前はサノレックスのみでしたが、新しくウゴービ皮下注が肥満治療薬として承認されました。

それぞれの痩せる薬がどんな薬なのか、順番に開設していきます。

食欲抑制剤「サノレックス」とは

サノレックス

サノレックスは、日本国内で唯一厚生労働省から承認されている食欲抑制剤

「マジンドール」という有効成分が食欲調節中枢などに作用し、食欲を抑制する効果があります。

飲むだけで食欲を抑えて食べ過ぎを防止できるという嬉しい効果のある薬ですが、糖や脂肪の吸収を抑えるなどの効果はないため注意が必要です。

2023年に新たに「ウゴービ皮下注」が承認

2023年3月、新たにウゴービ皮下注が厚生労働省から肥満治療薬として国内で承認されました。

有効成分として「セマグルチド」を配合する、GLP-1受容体作動薬に分類されます。

メディカルダイエットの薬として注目を集めた「リベルサス」や「オゼンピック」と同一の有効成分です。

ウゴービ皮下注は、注射タイプの肥満治療薬で、週1回の注射を続けることで、脳の満腹中枢に働きかけ食欲を抑制、また胃の働きを抑えることですぐに満腹感が得られるなどの効果が得られます。

2つの効果により毎日の摂取カロリーが抑えられ、ダイエットが可能になります。

また同じ注射タイプのオゼンピックと比べて投与できる最大量が1.0mg→2.4mgへと増え、ウゴービ皮下注はより高い効果が期待可能です。

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内科でもらえる痩せる薬の保険適用条件


サノレックスやウゴービ皮下注などの痩せる薬は、内科で処方してもらうことができます。

しかし誰でも入手できる訳ではなく、それぞれの保険適用条件を満たした場合のみ処方してもらうことが可能です。

以下ではサノレックスとウゴービ皮下注、それぞれの保険適用条件をご紹介します。

処方薬サノレックスの保険適用条件

サノレックスは、国内では高度肥満症の方のみ処方される肥満治療薬です。
まずは、サノレックスを処方してもらうための保険適用条件は以下の通りになります。

保険適用条件
  • あらかじめ食事療法や運動療法を行い、効果が不十分な方
  • 肥満度が+70%以上、またはBMIが35以上の高度肥満症の方

両方の条件を満たさなければ、サノレックスは保険適用とならず処方してもらうことはできません。

日本人でBMIが35以上の方は0.2~0.3%と非常に少なく、なおかつ食事療法や運動をしても肥満が改善されなかったのみサノレックスの服用対象となる訳です。

従ってサノレックスの保険適用条件に当てはまる方はほとんどおらず、国内ではサノレックスを取り扱っている病院も多くありません。

ウゴービ皮下注の保険適用条件

ウゴービ皮下注の保険適用条件は、以下の通りになります。

保険適用条件
    高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有し、なおかつ食事療法や運動療法を行っても肥満が改善されない方で、次の条件に当てはまる場合。

  • ①BMIが35以上の方
  • ②BMIが27以上で、なおかつ2つ以上の肥満に関する健康障害※がある方
  • ※肥満に関連した健康障害とは、冠動脈疾患、脳梗塞・一過性脳虚血発作、非アルコール性脂肪性肝疾患、月経異常・女性不妊などが当てはまります。

これらの条件に当てはまる方のみ、保険が適用されウゴービ皮下注を処方されます。

通常体型の方は処方してもらえず、また肥満の状態にある方でも重度の場合でなければ保険適用の対象外です。

美容クリニックで処方される痩せる薬は?


痩せる薬は、美容クリニックでも処方されています。

美容クリニックで処方されるのは、オゼンピックやリベルサス、サクセンダなどのGLP-1受容体作動薬が主流です。

内科でもらえる痩せる薬と同じ種類の肥満治療薬であり、理想の体型や体重をキープしたい多くの方に使用されています。

また内科では、保険適用の条件に当てはまる場合でなければ痩せる薬は処方されません。

そのうえ保険適用されるのは高度の肥満症であるなど、限られた一部の方のみです。

美容クリニックであれば自由診療となるため、肥満症の方ではなくても痩せる薬を処方してもらうことができます。

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内科でもらえる薬との違い

内科で処方される痩せる薬と、美容クリニックで処方される薬にはさまざまな違いがあります。

内科 美容クリニック
処方される薬 サノレックス
セマグルチドの2種のみ
10種類ほどのダイエット薬
保険適用 適用される 適用されない(自由診療)
処方条件 医師の診察
BMI35以上の人
医師の診察
血液検査などを受ける場合あり

まず内科で処方される薬は、サノレックスとウゴービ皮下注の2種類です。

どちらも食欲の抑制や代謝の促進効果により、減量効果が期待されます。

しかし肥満の原因は、体質やライフスタイルによりさまざまです。

一方の美容クリニックでは、サノレックスやウゴービ皮下注などと同様の食欲抑制剤だけでなく、糖質や脂質の吸収を阻害する薬などさまざまな種類を取り扱っています。

肥満の原因に併せて適切な治療薬を選べるため、効率的に体重を落とすことが可能です。

美容クリニックの注意点

美容クリニックでは自由診療となるため、肥満体型ではない場合にも痩せる薬を処方してもらうことができます。

しかし自由診療であるが故に、薬代が全額自己負担となり高額になりがちな点に注意が必要です。

例として、美容クリニックで痩せる薬を処方された場合の金額を挙げてみます。

例1:サノレックスの金額例
血液検査5,500円+薬代1ヶ月分16,000円

例2:ゼニカルの金額例
1ヶ月分19,000円

個人差はありますが、痩せる薬は1ヶ月服用しただけでも効果を実感できることがあります。

ですが継続して服用したい場合は、金銭的なコストが大きくなってしまいます。

美容クリニックがおすすめな人

痩せる薬を美容クリニックで処方してもらうのは、次のような方におすすめです。

  • 食事制限や運動だけでは痩せられない方
  • 痩せたいけど、ダイエットが続かない方
  • 肥満まではいかないが痩せたい、体重を減らしたい方
  • 高額な薬代でも構わない方
  • 保険適用条件に当てはまらないが、痩せる薬が欲しい方

美容クリニックを受診することで、患者さんの体質やライフスタイルに合わせた痩身治療が受けられます。

自力で痩せようと努力しても効果が得られない場合、美容クリニックによる治療を受けることでダイエット効果が得られやすくなるかもしれません。

また治療薬を飲むだけで自然と食欲や摂取カロリーが抑えられるため、ダイエットを続けやすいことも美容クリニックを受診することのメリットです。

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安く手軽に痩せる薬を手に入れるなら個人輸入!


内科や美容クリニックの受診以外で痩せる薬を買うには、個人輸入を利用することをおすすめします。

個人輸入とは、個人が海外の企業やメーカーから直接医薬品を購入すること。

処方箋不要で購入できるため病院に足を運ぶ必要がなく、簡単に痩せる薬を買うことができます。

内科 美容クリニック 個人輸入
処方される薬 サノレックス
セマグルチドの2種のみ
10種類ほどのダイエット薬 先発薬からジェネリックまで100種類以上
保険適用 適用される 適用されない(自由診療) 適用されないが安価
処方条件 医師の診察
BMI35以上の人
医師の診察
血液検査などを受ける場合あり
個人で使用する分には購入条件は特になし

個人輸入を利用する場合も保険は適用されませんが、同じく保険適用外の内科・美容クリニックよりも比較的安価で購入できます。

また国内の通販と同じような感覚で、スマホやPCから気軽に利用できる点もメリットです。

有名なオゼンピックやサクセンダなど注射タイプの痩せる薬は取り扱いがありませんが、同じくGLP-1ダイエットに使用されているリベルサスなどの飲み薬は個人輸入でも入手ができます。

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通販(個人輸入)で買える痩せる薬のおすすめ4選


では、個人輸入で購入可能な痩せる薬の中から、特におすすめの商品を4つご紹介します。

一口に痩せる薬と言っても、その作用はさまざま。

今回は、以下の3つの効果ごとにおすすめを紹介していきます。

それぞれの特徴を簡単に解説していくので、ご自身に合うものを見つけてみてください。

食欲を抑制したい方に

リベルサス

リベルサス
8,500円~
1錠あたり最安値 816円
商品名 リベルサス
有効成分 セマグルチド
効果 インスリンの分泌を促進させて血糖値を下げる、食欲の抑制
飲み方 起床後、朝の食事や飲水をする前に服用(服用後は、食事や飲み物をとるまでに30分時間を置く)
副作用 便秘、下痢、お腹の張り、胃のむかつき など

リベルサスは「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれる、2型糖尿病の治療薬です。

「痩せるホルモン」と言われる「GLP-1」を体外から補うことができるほか、インスリンの分泌を促進させることで血糖値を下げる作用もあります。

また、サノレックスと同じく食欲を抑制する効果もありますが、サノレックスよりも圧倒的に入手が簡単という点は大きなメリットでしょう。

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甘いもの・炭水化物が好きな方に

フォシーガ

フォシーガ
6,300円~
1錠あたり最安値 142円
商品名 フォシーガ
有効成分 ダパグリフロジン
効果 血中内の過剰なブドウ糖を尿として排出して血糖値を下げる
飲み方 1日1回、5mgを服用
副作用 便秘、頻尿、口の渇き など

フォシーガは、「SGLT2阻害薬」と呼ばれる、1型・2型糖尿病治療薬です。

血中の過剰なブドウ糖を尿として排出させる働きがあるため、1日約200~500kcal程度のカロリーをカットすることができます。

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カナグルジェネリック

カナグルジェネリック
5,940円~
1錠あたり最安値 155円
商品名 カナグルジェネリック
有効成分 カナグリフロジン水和物
効果 血中内の過剰なブドウ糖を尿として排出して血糖値を下げる
飲み方 1日1回、朝食前または朝食後に1錠(100mg)を服用
副作用 便秘、口の渇き、膀胱炎 など

カナグルジェネリックは「カナグル」という2型糖尿病治療薬のジェネリック医薬品で、フォシーガと同様「SGLT2阻害薬」に分類されます。

1日約400kcalの余分な糖が尿として排出されるため、大幅なカロリーカットが可能です。

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揚げ物・お肉が好きな方に

オルリガル

オルリガル
6,800円~
1錠あたり最安値 71円
商品名 オルリガル
有効成分 オルリスタット
効果 脂肪の吸収を阻害する
飲み方 1日3回、食事中または食後に服用
副作用 油性直腸排出、おなら、油性または脂肪性便、排便回数の増加、軟便 など

オルリガルは、脂肪の吸収を阻害する薬です。

摂取した脂肪の約40%が便と一緒に排出されるため、ダイエット中に脂っこいものを食べることもできます。

国内のクリニックでも処方されている脂肪阻害薬「ゼニカル」のジェネリック医薬品で、先発薬と同様の効果がありながらも安い価格で購入できる点が魅力です。

正規品100%保証のお薬なびでは、このほかにも数々の痩せる薬を取り扱っています。

ぜひ色々な商品を見比べて、自分に合った薬を見つけてみてください。

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内科でもらえる痩せる薬に関するよくある質問


最後に、内科でもらえる痩せる薬について、よくある質問をご紹介します。

妊娠出産を経て痩せにくくなってしまったのですが、内科で処方された薬を使えば痩せられますか?

痩せる薬に限った話ではありませんが、薬の効果には個人差があるため、「内科で処方してもらったから必ず痩せる」と断言することはできません。

また、せっかく薬の効果があったとしても、あまりに過剰なカロリー摂取をしたり極端に不規則な生活を送ってしまえば意味がないでしょう。

ダイエットの際には、あくまで健康的な食事と運動を中心に、その補助として薬を利用することをおすすめします。

内科でもらえる薬は副作用が強いですか?

内科で処方してもらえるサノレックスは作用が強く、服用にあたっては十分に注意する必要があります。

もちろん副作用についても個人差はありますが、一般的に病院で処方される医療用医薬品は比較的副作用が強いとされているものが多いです。

服用後、体に異変が起きた場合はすぐに使用を中止し、医師の診察を受けるようにしてください。

内科でもらえる薬になんとか保険を適用させることはできませんか?

保険適用の条件は病院によっても異なりますが、原則として定められた保険適用範囲を無理矢理変更してもらうということは不可能です。

内科処方以外で比較的安価に痩せる薬を入手したいのであれば、先程ご紹介した個人輸入での購入が最適な手段でしょう。

個人輸入を利用した場合も保険は適用されませんが、同じく保険適用外の病院処方と比べても安価で購入できます。

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まとめ

この記事のまとめ
  • 内科でもらえる痩せる薬はサノレックスとウゴービ皮下注しかない
  • サノレックスとウゴービ皮下注を処方してもらうのは難しい
  • デメリットも多く、服用には注意が必要
  • 内科よりも美容クリニックの方が取り扱っている薬の種類は多い
  • 個人輸入なら美容クリニックよりも安価で痩せる薬を購入できる

日本は欧米諸国と比べて肥満症患者が少ないため、内科などの身近な医療機関で肥満治療薬の処方を受けるのが難しいのが現実です。

現状、痩せる薬の入手方法は「10割負担のクリニック処方」か「個人輸入を使って自ら購入する」のどちらかに限られると言っても過言ではありません。

薬を用いたダイエットをする場合は、健康的な食事や運動にも気を配りつつ、用法・用量をしっかりと守って適切な使用を心がけましょう。

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